こんにちは。はりきゅう葛葉の久保です。
今回は、慢性的な倦怠感や動悸、息切れなどの不調でお悩みだった方の症例をご紹介します。
朝から体がだるく、家事をするのもつらい。日中だけでなく夜間にも動悸や息切れが起こる……。
このような症状が続くと、体だけでなく気持ちの面でも負担が大きくなります。
■ 来院された方
お住まい: 堺市
年代・性別: 40代女性
主なお悩み: 慢性的な倦怠感、動悸、息切れ、顔のほてり
■ 来院までの経緯
約1年半前、突然体調を崩されたことをきっかけに、内科や心療内科に通院されていました。しかし、お薬の副作用がつらく、薬以外にも何かできることはないかと探されていたところ、ご友人から当院をご紹介いただき、来院されました。
初回来院時には、次のようなお悩みを抱えておられました。
・日中や夜間に動悸・息切れが起こる
・顔がほてる
・朝から強い倦怠感があり、一日中つらい
・家事をするのも難しいほど体がしんどい
・できるだけ薬だけに頼らず、体調を整えていきたい
日常生活にも大きな支障が出ており、ご家族と一緒に来院されました。
■ 初回来院時のお身体の状態
倦怠感が非常に強く、日常生活を送ること自体が大きな負担になっていて、ひとりでは来院できない状態でした。
このようなときは、つらい症状だけに注目するのではなく、全身の状態を確認しながら、無理のない範囲で施術を進めることが大切です。
当院では東洋医学の考え方をもとに、お身体全体の状態を確認し、その方に合わせた施術を組み立てていきました。
■ 施術経過
| 1~4回目 |
初めは、一人で来院することも難しいほど不調の様子でした。
そのため、身体への負担に配慮しながら、全身のバランスを整えることを中心に施術を行いました。
施術を重ねるなかで、息苦しさを感じる頻度が少しずつ減り、身体全体の張りつめた緊張にも変化がみられるようになりました。
| 5~11回目 |
身体の状態が少しずつ落ち着いてくると、動悸や心臓のあたりの苦しさも気にならなくなってきました。
この時期からは、施術に加えて、日常生活の過ごし方や生活習慣についてもアドバイスをお伝えしました。
身体の回復を焦らず、日々の生活も含めて無理なく整えていくことを大切にしました。
| 12~21回目 |
強い倦怠感も少しずつ軽減していきました。
この頃になると、以前からあった首や肩のこりが目立つようになってきたため、お身体の状態に合わせて施術内容を調整しました。
全身の状態にも改善がみられ、少しずつ気持ちにも余裕が出てきたご様子でした。
そして、この時期には一人で来院できるようにもなりました。
| 22回目以降 |
症状が落ち着いてきたことから、少しずつ来院間隔を延ばしながら、良い状態を維持できるようメンテナンス施術を継続しています。
季節の変化に合わせて体調を確認しながら、以前よりも元気に過ごせる日が増えてきています。
■ 院長から
当院では、自律神経の乱れが疑われる不調に対して、一人ひとりのお身体の状態や体質を確認しながら、東洋医学をもとに施術を行っています。
この方の場合は、首肩に強い緊張がみられたため、その緊張を和らげて自律神経を整えることを重点に施術を進めました。また不調が慢性化して弱っていたことも踏まえ、全体の機能性を高める施術を行いました。
もちろん、長く続いている不調が一度の施術ですべて解決するとは限りません。身体の状態を確認しながら、無理のないペースで施術を重ねていくことが大切です。
今回の方も、少しずつ身体の変化を感じられるようになり、一人で来院できるまでになりました。

慢性的な倦怠感や動悸、息切れなどが続いていると、「何をすればよいのかわからない」「この先、元気に過ごせるようになるのだろうか」と悩まれる方もいらっしゃると思います。
病院での診察や治療を大切にしながら、それでもつらい症状にお困りの方は、鍼灸という選択肢もあります。
一人で抱え込まず、どうぞお気軽にご相談ください。







